GWにほたる山公園にハイキングに同行してきた。曇り空のなか、総勢支援者も含め45人程の参加者であった。翌日、雨の天気予報に予定を変更しての開催となり、平日になってしまい、企業に勤めている人の中には、休暇が受け入れてもらえなく残念がっていた人もいたようで、参加者は少なくなってしまったが、行き交う車や人が多いGW期間中のため、なかなかの存在感を示していた。
実に「挨拶はいいな」と再確認した。道行く人に「おはようございます」「こんにちは」と大きな声で挨拶をすると、通りすがる人は苦も無く反応して「こんにちは」と返してくれる。思わず私も「こんにちは」と、回を重ねるうちに、徐々に恥ずかしさも無くなり、普段より大きな声で挨拶をすることができる。
Kさんは、日頃から大きな声で挨拶をする。必ず名前を付けて「・・・さん、こんいちは」「・・・さん、さようなら」と大きな声で、その人を目がけて発する声に、思わず反応して、大きな声で「こんにいは」と返すことになる。日々の日常のなかでの挨拶と違い、知ることのない行き交う人に、親しみを込めて発する挨拶が、県道、町道、林道と変わる雰囲気のなかで、清々しく響いてくる。黙って歩いているのがもったいなくなるといった感じを味わう。皆もAさんに釣られ、声を出して挨拶を交わす。通りがかりの人は、大変だ。でも、多くの方が快く挨拶を返してくれていた。ありがたい。
久しぶりに、移動のためのマイクロバスの運転を頼まれ、運転席に座ることになったが、「今日は、運転お願いします。」と同じくAさんが元気よく挨拶してくれ、周りの人も「よろしくお願いします。」などと声を掛けてもらうと、なんだか嬉しくなる。また、運転に実が入る。
帰りには、「今日は、安全運転ありがとうございました。」と、乗車している人たちが挨拶をしてくれる。また、駐車場に移動するマイクロバスに手を振っている。なんだか照れくさい。身内の運転手なのに。
挨拶をすることは、相手の気持ちをやわらげ、やさしい感情を投げ合うキャッチボールになる。
やはり、「挨拶をすること」は、地域で暮らすうえで欠かせない大切なものだ。
高低差のある場所を歩くのも久しぶりで、登り坂は非常に足腰に影響する年齢になった。明日は、体にどんな変化が生じるか、明日になってみないと分からない。