群馬県社会福祉総合センターにて、ぐんま障害福祉・障害者雇用セミナー「障害者とともに2018」が5月8日午後14時から開催され聞きに行ってきた。
農福連携をテーマに語られ、障害者が働く場として、農業は、作物栽培から販売までの過程にバリエーションがあり最適であり、これからは、障害者や高齢者が農業を通して働くことができる環境を整備する必要性を指摘する。現在、全国の特例子会社448社のうち、36ヶ所で農業が導入されている。
当法人も農業を導入していおり、野菜、穀物、米をグループホームや食堂で利用し、季節を感じながら食事を摂ることができるのは幸せを感じる瞬間である。先日、市内の就労継続支援事業所に通っていた人が、「アトムフリート」生活介護事業所に移動となり「正解だった。何より昼の食事が弁当から食堂での日替わりランチになったこと。もう嬉しくて。」と喜びを表現していた。そうだろなと感じた。しかし、実情は、当法人で農業を維持するのは難しい。農機具等の設備投資と収益性。農業のノウハウを職員が身につけること。農業は、自然との闘い。等、現在では、継続できるのか課題が山積みである。
話を聞いていると、他所はよくやっているなと感心するばかりである。すばらしいことは良く解るのだが、実行するのは大変なことだと思う。
できることから始め、継続できることを増やしていこう。と思った。