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生活の環境 彩

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4年ほど前の夏の終わりに、新たなグループホームを建てる土地を探していたところ、いつも通っていた場所が不動産情報誌に掲載されていることに妻が気付き、場所を確認すべく行ってみると、雑木林に栗の木や柿木や欅の木が混在する荒れ地であった。200坪の雑地であったが、日当たりも良く、さら地にすれば以外に生活環境は整えることができると思われたため、その秋に土地を購入することにした。近隣の住民の方は、うっそうと茂った雑木や石垣のあふれんばかりの草に困惑していたらしく、グループホーム建設の準備が始まると更地になった土地を見て喜んくれたものであった。

それから、グループホームの建設が、2年ほど前の秋に始まり、1年ほど前の3月に6人が生活できる「ウエルカムホーム6」が完成し、4月1日から、知的に障害のある女性6人が生活を始めた。

どんな環境のなかで暮らしたいのかなと考え、「ゆとりの空間」を提供できるグループホームにしたつもりであるが。後は、6人の方が、それぞれの思いで自室や共有スペースを彩ってもらいたいと考えている。

屋外の環境は、どんな雰囲気に包まれて暮らしたいのかなと思い、2年目に入った現在も屋外整備が継続中である。昨年、道路に面した石垣部分に、芝桜を植え、道行く人に春の訪れを楽しんでもらおうと皆で植えた。ところが雑草に芝桜が覆われてしまう状況下で、利用者のひとりNさん(19歳)が、水を与え、除草に精を出してくれたことで見事な芝桜が今春咲き誇ってくれた。

先日、地域の「道路愛護」があり、地域の方が大変喜んでいた。そんななか、道路清掃に参加していたンNさんは、相変わらず、せっせと道路のゴミを拾い続けていたとのこと。

Nさんのおかげで花が咲き、地域の人が喜んでくれた。この4月、その真面目さを買われたNさんは、地域の「養蚕」を中心する企業に就職を果たした。

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